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手づくり手拭い
昨日、仲間たちとオリジナル手拭い作りに小渕捺染さんの工場へお邪魔しました。事前に自分で好きな絵を書き、型紙をカッターで切り取り、木枠に張った細かい網戸のような布にその型紙を貼り付け、その上からドロドロの染料をTの字の木ベラで伸ばしていくと、型紙の部分を除いて網の目を通して下の手ぬぐい生地に染め上がるという仕組み。自分だけのオリジナルだし、大量生産されたものが簡単に手に入る世の中ですから、ひとつづつ手づくりするというこんな体験は貴重です。興味のある方はご連絡ください。 それにしてもこの場所は以前はたくさんの職人さんがいて、にぎやかに仕事をしていたんでしょうね。床が土間になっているんですが、染料が飛び散り、その上からたくさんの人たちが踏み固めたと見えて、でこぼこに黒光りしていました。これらの染物技術といい、この工場といい、近代化遺産の一つだよね!大切にしたいです。
日時 2008年08月24日 10:32 |
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