■
鎮魂碑
昨年、11月24日に起きたJR高崎線・上町踏切で起きた痛ましい人身事故で男性を助けようとして犠牲になってしまった中村さんへのJR・東日本旅客鉄道(株)が建立した鎮魂碑です。
この事故は昨年、11月24日午後3時半ごろ、本庄市銀座1丁目のJR高崎線・上り線・本庄駅手前の上町踏切で、男女2人が快速電車にはねられ死亡した事故で、死亡した女性は市内の中村のり子さん(60歳)です。
男性(70歳)が踏切内でしゃがんでいたところに、中村さんが駆け寄って、後ろから両脇を抱きかかえ、踏み切りから脱出しようとしていたところを列車にはねられた事故でした。
搬送される救急車の中で救急隊員に「線路内のおじいさんを助け出そうとした」と話していたそうです。
死亡した男性は長期入院中の本庄市の無職男性(70)で、2人に面識はなかったとのことで、まったく偶然に起きた人命救助の災いになってしまいました。
こんなことが起きてしまうんですね、上町踏み切りは私が以前住んでいた場所にほど近く、本庄駅に近いため列車の運行組み合わせによっては長時間踏切が開かない問題の踏み切りでもありました、今はだいぶ改善されたと思いますが、こんな痛ましい事故はあってはならないと思います。お二人のご冥福を祈るのはもちろんですが、中村さんの勇気と尊い行動に深い哀悼の誠を表します。
日時 2013年03月01日 11:43 |
固定リンク |
コメント (0) |