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鳥総立て
木を切り倒したことが、なにか心にひっかかっていたのですが、先日、森林インストラクターに伺ったら「木の精霊に感謝して、再生の儀式をしたほうがいい」と教わりましたので、一人で行ってきました。やはり根っこで切られても木は生きているので、吸い上げた水が切り株から樹液となって溢れていました。アルコールって漢字で「木精」と書くから、くわしくはわかりませんが、たぶんこの樹液から作られるんでしょうね。とにかく、教わった儀式は、この根っこに梢のてっぺんの枝を立ててお酒と塩でお清めしなさい、ということでしたから、そのとおりにして、小和瀬の再生を見守ってくれるようにお願いしました。この儀式のことを「鳥総たて」というそうです。読み方は「トブサタテ」。はじめて聞いた言葉でした。昔から、大木は「ご神木」といったり、童話なんかにも森の神様で登場したりします。言葉も発さないですが、同じ生き物なんですよね。
日時 2008年05月04日 12:09 |
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