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壁の引っ越し
今月当初より解体が行われていた富士機工さんのノコギリ屋根・レンガ造りの工場の外壁の一部が保存されることになり、本庄市歴史民俗資料館の隣敷地に搬入されました。 富士機工さん、解体業者さん、本庄市・教育委員会文化財保護課、本庄まちネットの方々のお蔭で、一部ではありますが保存をしていただくことができました。
新しく変えていかなければならないものと、残さなければならないものと、両方のバランスをとることは難しいことです。本庄町→本庄市への歩みとでもいいますか、ここで働いていた人たちや、変わりゆく本庄市の産業をずっと見守ってきた生き証人みたいなレンガ壁を、目に見える形で残せたことは、後世の本庄市民のためにもたいへん有意義だと思います。
修復作業には参加したいと思っています。皆さんもぜひ資料館に出かけてみてください。
日時 2008年07月16日 14:18 |
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