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倒壊ハウス撤去
AZアグリ倶楽部の仲間たちと、先日の大雪で倒壊したビニールハウスの片付けのお手伝いに行きました。 大人が数人乗ってもびくともしないハウスがぺちゃんこになっているのですから、14日の積雪量と、雨を吸った重量がいかにすごいものだったのかを改めて実感しました。 それにしても大変な作業です。モノを作るのなら、できあがりを想像したりして、作業中の喜びもあるでしょうが、壊れなくてもよかったものを解体していくのはちょっと悲しいものがあります。このハウス撤去だけでもこんなやるせない気持ちになってしまうのですから、東北の津波の爪あとの撤去にあたった方たちの虚無感を考えると、ただただ頭が下がります。 このあたりの農業生産家のかたたちは高齢の方も多く、この倒壊を機に農業から撤退することも考えるようになってしまっています。個人で、高齢で、となるとつぶれてしまったハウスの上に上がるのもできなくなっています。業者さんを呼んで撤去するにもお金はもちろんかかりますし、分別もしなければなりません。補助が出るといっても、それらの処理を待つあいだに、種まきや苗植えの時期は刻々と過ぎていきます。 10人も集まれば、撤去作業はかなり進めることができるのもわかりました。ボランティア組織などを市がお招きできる体制をつくって、早々に片付けていくべきだと思いました。
日時 2014年03月09日 13:56 |
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