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餅ができたぞ
昨年、10月に収穫した餅米でやっと餅つきをしました。機械での餅つきですが、それでもことのほか美味しい餅がつきあがりました。昨年の5月から種から育てた餅や米が食べられる幸せは何物にも代えがたい悦びを感じます。 推測ですが、この米が採れた場所は、江戸時代に存在した「小和瀬の一本木河岸」のごく近くらしいのです。「河岸」ですから港です。当時は鉄道などはなく、物資の輸送や人の交流には船が主に使われ、その玄関口でもあった訳です。その時代のことを思い描きながら餅を焼いて醤油につけ海苔を巻いて食べる…。江戸前の香りがしてきそうです。 勝手に今回の米や餅米に「一本木河岸米」と名付けてみました。
我々は生を受け生きているんだと言うことは自分たちの誇りにつながることではないかと思います。歴史的に行われてきたことや地域に眠ってしまった古きよき伝統文化を、今年もまた改めて学習し、守っていきたい思います。
日時 2012年01月04日 18:59 |
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