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化粧なおし
昭和3年から9年にかけて行われた児玉町水道施設工事の一環で建設された、RC造・外装モルタル塗り・高さ18メートルの配水塔の頭の部分に刻まれた児玉町水道のマークです。 たまたま、現在、保存修理が行われており、見学に行き足場がほぼ完成していたので上まで登らせていただきました。多分、地上から17メートル位の地点だと思います。 見渡すと秩父連山から浅間、妙義、榛名、谷川連峰、赤城、男体山と広がる山並みが一望できました。
上水道整備もままならなかった昭和初期、水の貧しかったこの地になんとか水道が欲しかったのでしょう。この配水塔の西側の地下に大きなプールがありその水をポンプアップし配水塔の上部のタンクに溜め、そこから自然落下により500戸ほどに配水をしていたそうです。 現在は国の登録有形文化財(建造物)に指定されています。
以前、我々がこの配水塔と周りを整備して公園などに有効利用をしようと提案したことがありました。古い建造物すべてを保存すべき、とは言いませんが、このように先人たちが残してきた意義のあるものに対しては応分の配慮をすべきだと思います。
日時 2013年02月22日 18:34 |
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