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オルガン
「本庄まちネット」の街歩きに参加しました。午後2時に市役所をスタート、「本庄魚ヲ喰うラリー」(ウォークラリー)と称して市内の魚屋さんやたい焼き屋さん、はたまた、昭和初期の商店の彫刻天井とか、国の登録有形文化財(建造物)に指定された賀美橋(カミバシ)・寺坂橋(テラサカバシ)・歴史民俗資料館などを見て回りました。カトリック本庄教会のステンドグラスも美しく、それを見学しようと立ち寄って、メンバーが発見したのがこのオルガン。約40年前に搬入されたものだそうです。それだけではただ、アンティークなオルガンなのですが、なんとそのメンバーのおじいちゃんが経営されていた楽器屋さんから購入された物でした。悲惨な戦争を繰り返さないようにと、町を子どもの歌声であふれさせようと、おじいちゃんが学校や教会にリヤカーで一台づつ納品していたらしいのですが、その帰り道、進駐軍のジープにはねられ亡くなってしまったそうです。そんなおじいちゃんの遺品とも言えるオルガンです。 この出会いを、この場所でずーっと待っていてくれてありがとう。
日時 2008年04月19日 16:08 |
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