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取り壊し
児玉の工業団地など、新しい技術や設備を備えた先進的な工場が建設されている影で、ひっそりと解体されていく古い工場。本庄の町の発展を支えてくれて、戦禍もくぐりぬけて、何層も塗装されなおされた壁が壊され始めると、その歴史の断層を目の当たりにすることができます。もうすぐ解体される富士機工。県内、いや日本全国でもほとんど姿を消しつつある昭和の面影を残すノコギリ屋根の工場です。富岡の製糸工場は世界遺産に申請、こちらは解体。史跡となるのか、瓦礫の山になるのか、すべては人間の身勝手な価値観なんでしょうかねえ。 本庄市民のみなさん、ぜひ今際の姿を目に焼き付けておきませんか。本庄市役所の西です。数ヶ月後にはその姿はないのです。
日時 2008年06月17日 12:51 |
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