アズ・アグリ倶楽部
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代表よりメッセージ
「AZアグリ倶楽部」では、現在2つの活動に取り組んでいます。

1つは本庄市小和瀬地区で「小和瀬農村環境保全協議会」(会長:矢島利文)が国、埼玉県、本庄市から補助金をもらって遊休農地を解消しようとしている「農地・水・環境保全向上対策」という、5年間の農林水産省補助金事業にボランティア(家庭菜園愛好家)グループとして参加しています。

現在、小和瀬地区では耕作放棄された約6畝(1反の五分の三)ほどの農地を借り受け野菜などを作っています。時間のある会員がいつでも行って草むしりや作付けや収穫をしています。夏場は雑草退治が緊急の課題でそれこそ毎日でも人手が借りたいくらいです。一度荒らしてしまった農地を再生するのは並大抵のことではないのを実感します。田んぼについて、もち米とお米を1反6畝位田植えをしました。ここも耕作放棄された田んぼでしろかきなど、地元の保全協議会の方が手伝ってくれています。水田は均一な水深にするために、しろかきは大変な作業であります。今はロータリーでやってもらえますが人力でやっていた頃を思うと気が遠くなります。仲間たちがいればこそできることです。炊きたての米、搗き立てのもちで乾杯しましょう。

もう1つは本庄市千代田3丁目の「若泉市民農園」(市民農村公園、または、ダッシュ村みたいなもの)を作ろうとしている活動です。
ここも耕作放棄された農地でありました。市民の方から「この草ぼうぼうになっているこの場所を何とかできないか?」と相談を受け、本庄市農政課とも相談しながら市民農園化に向けて整備をしているところです。
ここは、市街化区域内の農地で、いろいろな使途が考えられる場所です。現在、本庄市の協力や、町の活性化のために活動しているもうひとつの市民団体「本庄まちネット」とも連携をとり、市民農園として区割りをしたり、一般の利用希望者の受け入れ体制を整えています。「特定農地貸付け法」を利用し、地主さんが本庄市に農地を貸し出し、農業委員会の承認を得て本庄市が「AZアグリカルチャー倶楽部」に市民農園(非営利目的)として貸し出している形になります。約4,700平方メートル(約5反弱)の広さがあり、1反はAZアグリで作物を作り、残りの区域は市民農園化しています。

専門の農家ではなく、なかなかうまくいかない野菜作りですが、それでも自分たちで作った野菜を食べたいという気持ちだけでスタートした倶楽部です。草むしりも仲間がいればおしゃべりしながら楽しいものです。ぜひいっしょに耕しましょう。荒れ果てた土地と、自分の心もカラダも!

AZアグリ倶楽部 代表 飯塚俊彦