旅行記

 

富士山に行って来ました。一夜あけ、両足太腿部、ふくらはぎが筋肉痛です。

30日の正午に5合目を登り始め、夕方6時ごろ8合目の山小屋に到着しました。ものすごい登山者の数で登山道が渋滞していて予定より1時間くらい遅れての到着でした。渋滞の中での登山で、自分のペースがつかめないのと、3,000メートルを超えたあたりから、低酸素のためふらふらです。4人で行ったメンバーのうち2人が頭痛に見舞われるなど、軽い高山病の症状が出てしまいました。

とは言え、標高3,200メートル、山小屋からの眺望は息を呑む絶景で、雲の切れ間から見えるふもとの河口湖や近隣の町の灯は、飛行機から見るような、宝石をちりばめたような景色となって目に飛び込んできます。あまりの美しさに見とれているうちに、ゆっくりとみんなの頭痛も回復したようです。

31日の深夜午前1:30に起床、山頂でのご来光を見るべく午前2時に山小屋を出発、山頂を目指しました。こんな小さな山小屋(20坪くらいかな?)に何と230人もの登山者がひしめき合っています。2畳くらいの凧部屋に4人で雑魚寝、隙間は1メートルくらいで荷物の整理もままならない状況です。まったく都内列車のラッシュアワーのごとき混雑ぶりで、12時くらいまではひっきりなしに上がってくる登山者が山小屋に入って来てはザワザワしていて、従って眠ったと言うより横になっただけで出発時間を迎え、8合目から上の登山道は登山者で大渋滞、各々の懐中電灯の明かりが登山道に沿ってジグザグに並んでいて、まったくの「のろのろ状態」、3メートルくらいの岩道を2〜4列くらいで登っていきます。時折、上から体調を悪くした子供や女性が山岳ガイドに負ぶわれて下ってきました。7合目くらいまで下がると高山病は回復するそうで事なきを得るそうです。

それにしても下ってくる負傷者がいるのに我先に登ろうとする者がいて列の隙間を見つけては登ろうとするものですから思わず、「負傷者が下ってくるんだから道を空けろよ!」と言ってしまいました。まったく、モラルの無さに呆れるやら情けないやらせっかくの富士山が私の中で台無しになってしまいました。町の交差点で右折の車がもう少し交差点の中心まで進んでくれると後続車が進行できる。それに似ている自分勝手な行動にものすごく腹が立ちました。

でも、身体が悲鳴を上げている状況下でやっと、やっと、3,776メートルにたどり着いた感動は忘れられません。キリがまいて山頂のお釜も周りの景色も見れませんでしたがなんと言っても日本一高い所に自分がいると言う事実は変わりません。チャンスがあったら皆さんも挑戦してみてください。モラルや体調に十分気をつけて!